5月9日に、関係自治体・企業等とともに学びを深めるための「地域エネルギープロジェクト創出会議」、うきは市周辺での脱炭素の取組みを考える「脱炭素コンソーシアム会議」を同日開催しました。
今回の地域エネルギープロジェクト創出会議では、久留米市にある包装資材の販売やシール・ラベル等の印刷加工を手掛ける株式会社丸信の田中氏を講師に招き、お話しいただきました。株式会社丸信では、脱炭素の取組みを積極的に実施しており、J-クレジットを活用することでカーボンオフセットを行い、本社事業所でのカーボンニュートラルを達成されており、その取り組みについてご講演いただきました。
企業が脱炭素に取組む際、なかなか投資対効果が得られないという事も多々あるなか、丸信さんでは、広報活動の一環として脱炭素の取組みを行うことで、脱炭素を進められた、というお話が印象的でした。そのほか、中小企業が取り組みにくいけどやったほうがよい取組みを丸信さんが代行する、といった会社としての考え方も、ゼロカーボン工場の実現につながっているようでした。
その後の脱炭素コンソーシアム会議では、丸信さんの講演について深堀して意見交換を行ったほか、うきは市でできる取組みの意見交換を行い、うきは祭りでの出店企画などのアイデアをいただきました。ぜひ、カゼノネとして出店して、今回話したような企画を実現できるよう、準備していければと思います。